尼崎のかんなみ新地一斉閉店における赤目四十八瀧心中未遂との繋がり
かんなみ新地と呼ばれている兵庫県尼崎市神田南通3の風俗街に対し、
かんなみ新地はいわゆる遊郭として約70年前に営業が始まったとされています。
警告が出されるのは今回初めてで今ある31店は一斉に閉店しましたが、
機を見て再開する可能性もあるとみて尼崎市や兵庫県警は注視している状況だそうです。
警告文は2021年11月1日付で、
飲食店の形態をとりながら、実態は女性従業員による性的サービスの提供を専門としていると指摘。
「違法な営業をしているのであれば、直ちに中止するよう警告いたします」と結んだ。
これを受け、同日中に全店が閉店したことが確認されたそうです。
かんなみ新地のある風俗街は「三和本通商店街」西側の数十メートル四方に置き屋が連なる形態になっています。
遊郭は1958(昭和33)年の売春防止法の完全施行で廃止されましたが、
飲食店の名目で売春営業を続けてきたとされています。
これは簡単に言うと、旅館に勤めている仲居さんとそういう関係になってしまったという体でやっていたということですね。
関西では大阪市西成区にある飛田新地と並び、令和の今もなお遊郭の面影を残すスポットとして知られています。
遊郭というのは歴史と趣のあるものなのでいきなりこういうのはなんか悲しいですね...。
車谷長吉さん原作の赤目四十八瀧心中未遂って映画はあの辺の話しでした。
阪神電車の出屋敷とかあの周辺ですね。
今じゃなくて昔のドロっとした暗い頃の尼崎っていうかな、原作にはバタ屋部落という使っちゃいけないワードも出てきます。
尼崎が舞台の映画なのでかんなみ新地ももちろん出てきます。
寺島しのぶさんて決して綺麗じゃないんだけど(大変失礼な発言なのはわかってますがw)すごい引力みたいなのを持った役者さんだなと思う。
濡れ場も普通にやるし、生命力の強さと少しの暗さみたいなのも感じる。
だから赤目四十八瀧とかキャタピラーとかの色んな要素が複雑に入り込んだ役もこなせるんだろうなと思う。