映画【イコライザー】におけるクロエ・グレース・モレッツの娼婦役の醸し出す美しさ
ストーリーは単純明快だけど、誰かに変わる切っ掛けを与えられるような、
そういう人で在りたいと思わせてくれる映画です。
デンゼル・ワシントンはやはりこういう正義の役が一番ハマっているなと感じます。
このイコライザーにも出演している、
クロエ・グレース・モレッツちゃんはトムとジェリーに出演していますが、『キック・アス』で演じたヒット・ガールで一気に知名度を上げ、
モールスでは14歳にして掴みどころのないどこか陰のある少女を熱演し、
その魅力で男の子をコントロールして猟奇殺人を続けるヴァンパイアの少女アビーを演じています。
そしてこのイコライザーでは夢や目標があるにはあるけど、底辺の生活から抜け出せないでいる人生がドン詰まっている娼婦の役を演じているんですが、そのアバズレっぷりが見事だったと思います。
端的に言ってしまうと安い女の役なんですが
その醸し出す雰囲気から逆に色気のようなものを放っており、それがとても美しく思えるんですよね、
振り幅がすごい役者さんですね。
一連の出演作を見ているとそれがよくわかります。
クロエちゃんはカワイイと美しいが融合している稀有な役者さんだと思います。