映画【手紙は憶えている】
主人公は認知症を患ってしまったおじいちゃん。
重要事項を忘れてしまったり、
動きがおぼつかなかったりで序盤はハラハラします。
友人に貰った手紙にタスクが書いてあり、
それを一個一個潰していく形で物語は進行する。
最終的には家族を殺したナチスの兵士に辿り着き、
そいつを殺すこと。
こちらの映画伏線が結構張られており、
観終わった後にそれに気づくタイプの映画です。
後は、
おじいちゃんの非常に繊細な演技に注目して欲しい。
認知症で動きもついていってないんだけど、
スイッチが入った時は目に力が入ってたり、
その雰囲気も言動も変わる、
緩急の付け方がスゴいです。
このような繊細な演技でこそ、その役者さんの実力というものがわかったりしますね。