映画【解夏】
さだまさしの小説の映画化。
主人公はベーチェット病により徐々に視力を失っていく。
それを支えようとする婚約者と、彼女の幸せを考えて突き放す主人公、彼をとても大切に想う友人達とのやり取り、長崎の街並み、解夏の意味。
とても静かで、綺麗な映画。
解夏は好きで何回も見てる。
オススメです。
まず、無条件で彼を大切に想う親友の姿に胸を打たれる。
主人公は完全に視力を失うまでの間に、
自分の大好きな長崎の街や友人達を目に焼き付けようと決意する。
主人公は元小学校の教員。
受け持っていた生徒達から手紙が届き、
そこにはある生徒がイジメにあっていて助けにきてくれというメッセージ。
それを聞いた主人公は、仕事も辞めざる得なくなり、視力も失い、遠く離れた長崎の地で何も出来ない自分、そんな様々な感情が交錯する。
俺、長崎が好きなんだけど、この映画では長崎の美しさが全部出てんじゃないかってぐらい出てますね。
長崎の海と船の汽笛の音とかがスゴくいい。
俺も、神戸に住んでて、夕方ぼーっとしてたら、風にのって汽笛が聞こえてきたりするんだけど、そん時は港町に住んでるんだなって感じる。
長崎は海があって街があって山があって神戸と似てる、中華街もあるし。
長崎またぶらっと行ってみたいですね、
カメラを持って
以前長崎に行った時は
ホテルの窓からずっと景色見てました。
頭カラにして、ぼ~って感じで。
癒されたし、マジでめちゃくちゃ綺麗でしたね。
この映画では主人公と恋人の関係性もとても素敵です。
おじぃちゃんとおばぁちゃんでたまにこういう感じで寄り添いながら一緒に歩いてる御夫婦がいらっしゃいますけど、
色々ありながらも長い時間をお互いに共有して、
そういう関係性になったんだろうなっていうのが感じられて、とても素敵だなと思いますね。