映画【悪の教典】
一方では優しく爽やかで生徒からの信頼値も高い教師、
もう一方では他者に一切共感能力を示さない笑顔で人をバチバチ殺せるサイコパスを伊藤英明さんがが巧みに演じています。
キレる頭とルックスを武器に生徒や教師を取り込んでいき惨劇は起こる。
この映画に出てくるメッキー・メッサーのモリタートって曲が凄く怖いです。
最後のシーンはその曲を主人公が口笛で吹きながらノリよくダンスしだすんですが、
文化祭の飾り付け、
パトカーのパトランプと合わさって舞台みたいで美しさすらありましたね。
主人公の伊藤英明さんですが、
どうぶつの森でDS2台を駆使して一方では天使のような村を作って、
もう一方では荒れ散らかした村を作って楽しんでる。
っていうのを監督がどっかで見て悪の教典のオファー出したってどっかでチラッと見たことがあったんですが、
それ見てから悪の教典はずっと気になってました。
ある種、二面性がある俳優さんということですね、
だからこのような役も演じられたんだと思います。
一瞬でその人の本質とか裏の顔を人読みする、
共感覚っていうのかな、
そういう特殊な感覚を持った女子生徒の役を二階堂ふみさんが演じています。
この子には蓮実(主人公)の本質もバレてる。
要所要所でしか出てこないんですが、
やっぱ存在感ありましたね。
原作は貴志 祐介さんの小説なんですが、
そちらも読んでみようかなと思わせるような作品でしたね。
wiki等を読むと教師とか生徒のキャラもすごく立っててかなり面白そうなんですよね。
こちら漫画版も出ていますので、
苦手な方は漫画で見るのもいいかと思います。